ひろゆき「コロナ時代も経験ゼロから挑戦しろ」 バナヤン「大事な3つだけで開くサードドア」
アレックス:キャラの違いが鮮明に出たね(笑)。ひろゆきがこのコロナ禍で日本の起業家に成功のアドバイスをするとしたら、何を伝える?
ひろゆき:オフィスを手放すってことかな。今から起業するなら、オンラインに注力しないわけにはいかないから。オンラインはコロナ禍でも業績を伸ばしている分野の筆頭だよね。
オフィスや店舗などの物理的なスペースがあると、必然的にそこで何を提供できるかを考えちゃう。でも勝負の場がオンラインだけということになったら、そこで何ができるかを集中的に考えるようになるよね。
リアルなオフィスがなければコストも低く済むから、この状況で生き残れる確率も上がる。起業家にとっては、オフィススペースを手放すことが大切な気がしてならないよ。
最初は誰でも経験値はゼロ
アレックス:なるほど。じゃあ、オンラインの仕事の経験が一切ないという人に、初期の段階で突破口を見つけるためにアドバイスするとしたら何を言う?
ひろゆき:僕も最初はオンラインでの仕事の経験なんて一切なかった。2000年当時、日本にはネットビジネスなんてまだまったくなかったからね。そんな時代に僕はウェブサイトを作った。
最初は売り上げも収益もなかったけれど、サイトだけは維持した。そのうち「おたくのサイトに広告を出したい」という人が現れて、言われるがまま広告を載せて、お金をもらうようになった。そんな流れだった。スタート時にはみんな経験がない。当たり前だよね。
アレックス:経験なしの状態から物事をスタートするのが実は当たり前なんだという事実は、とても重要な点だと思う。大部分の人は「自分には経験がない。だから失敗する」と二の足を踏んでスタートが切れない。だけど、みんなスタートは経験ゼロからなんだ。
ひろゆき:そう。君がイチから自宅にリモートスタジオを作り上げたみたいにね。
アレックス:うん。スタート時の経験値はゼロということは、誰もが改めて頭に入れておくべきことなのかもしれないね。
(後編に続く)
(翻訳・構成:山本航)
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