3Dテレビや電子書籍端末、スマートフォンが花盛り、CESで見えた2010年エレクトロニクス界の潮流

世界最大級の家電見本市・CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が1月7~10日に米・ラスベガスで開催された。CESでは、毎年、世界中のエレクトロニクス企業が最新技術、最新製品を発表するだけに、エレクトロニクス産業の潮流をチェックするうえで、最も注目されるイベントだ。

主催者の全米家電協会によると、2010年の参加者は昨年より6%多い12万人だった。もっとも、出展者数は昨年から約2000減って2万5000にとどまり、世界的不況の影響が感じられるものとなった。

さて、今年のCESで目を引いたのが3D(立体)テレビだ。薄型テレビの価格下落に悩む家電メーカー各社は、付加価値アップの切り札としてこぞって3Dテレビの展示に力を入れていた。3D映像の歴史は長く、つねにメーカーの期待を集めてきたものの、ヒットしきれない歴史を繰り返してきた。だが今年は、技術進歩に加えて、3D映画「アバター」の成功もあってか、メーカーは大いに盛り上がっていた。

 

このほかEブック(電子書籍端末)やタブレットコンピュータ、スマートフォン(多機能携帯電話)などの高性能携帯端末も多彩な発表があった。
 
 Eブックでは、現在のマーケットでは、アマゾンの「キンドル」、ソニーの「リーダー」がメジャーな商品となっているが、エッジ(eDGe、エントレージ・システムズ社)、キュー(Que、プラスチック・ロジック社)、スキッフ(Skiff、ハースト社)、アレックス(Alex、スプリングデザイン社)、コピア(Copia、DMCワールドワイド社)、サイブック オリゾン(Cybook ORIZON、ブッキン社)、E6、E101(サムスン社)と、数多くのEブックが各社から発表されていた。

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