3Dテレビや電子書籍端末、スマートフォンが花盛り、CESで見えた2010年エレクトロニクス界の潮流


 その中の一つ、エントレージ・システムズ社のエッジは、左面が9.7インチのイーインク(電子ペーパー)スクリーンで、右面が10.1インチの液晶カラースクリーン。右面にはグーグルのOS、アンドロイドを搭載、通信機能も持つ。左面で電子書籍を読みながら、右面でグーグル検索で意味を調べたりEメールを送受信することが可能だ。文字を打ち込んだり、タッチペンで書き込んだりもできる。価格は490ドルで、現在インターネットから受注中で、2月の出荷予定という。


■エッジ

Eブックは本を読む機能を中心とする製品だが、前述のエッジのように多機能化するとタブレットコンピュータと変わらなくなってくる。OSにアンドロイドやLinux等を採用、電子書籍の閲覧に対応し、メール送受信やネット閲覧ができる端末の試作機も見られた。レノボはパソコンから画面を取り外せば、タブレットコンピュータになる製品を発表し、話題を呼んでいた。

スマートフォンでは、インテルCEOのポール・オッテリーニが、同社のネットブック用プロセッサを使った携帯電話「GW990」をLG電子が出すと発表。このほか、デル、モトローラ、HTCなどからスマートフォンの発表が目白押しだった。

これらの携帯端末は、Eブックが多機能化し、スマートフォンの画面が大きくなれば、タブレットコンピュータを含めて製品の境界線はなくなってくる。アプリケーションやコンテンツ配信プラットフォームなど、サービス面を含めた競争が繰り広げられそうだ。スマートフォンの先駆け、アップル社も、タブレットコンピュータを出すとの報道が盛んだ。

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