3Dテレビや電子書籍端末、スマートフォンが花盛り、CESで見えた2010年エレクトロニクス界の潮流


 また今年は、半導体チップの高性能化を受けて、家電製品や携帯電話はもちろんのこと、車内や住宅内で多様な電子化、ネット化を進めた製品展示も目立った。ミシンや家具、シャワーの中にまで、チップや液晶画面を埋め込み、ネット接続機能を持たせた製品さえ登場していた。


■最新のお掃除ロボット

個別企業で存在感を見せていたのは、やはり韓国メーカー。
 
 LGはブース入り口の上に「120枚のパネルを使い」画面に花や山景色、電化された室内などの映像をオーケストラのように映し出していた。発光ダイオード(LED)をバックライトに使った厚さ6.9ミリの超薄型テレビを前面に展示。LGは世界のテレビ市場でサムスン、ソニーに次ぐ第3位の売上高(販売台数では世界2位)だが、「今年はソニーを抜く」(カン・シンイクLG電子ホームエンターティメント事業本部長)と意気盛ん。3D対応や、スカイプでビデオチャットをしたり、ネットフリックス(オンラインDVDレンタルサービス)、ナップスター、ヤフーのウィジェット、ワイヤレスHDに対応する多様なテレビを出していた。


■LGブースのエントランス


■LGのskype対応テレビ

同じく会場中央に展示したサムスンは、LEDをバックライトに使った液晶テレビを“LED TV”と称して、低消費電力・高機能の液晶テレビとしてブランド化に成功。“LED”TVのラインナップを全面的に露出していた。サムスンは、今年の世界テレビ販売目標が1000万台と強気だ。
(Ayako Jacobsson =東洋経済オンライン)

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