コロナ相場で注目!「会社四季報」夏号の目玉

独自予想でわかった乱高下の市場で勝つ銘柄

ランキング上位には、ソニー任天堂などの勝ち組企業が顔を並べ、さすがの盤石の強さを見せつけた。ランキング外の企業にも、各企業ページのデータ欄にネットキャッシュを掲載している。今号ではとくに、手元資金をいかに確保しようとしているかを重点的に取材しているので、記事と併せてチェックしていただきたい。

一方で、コロナ禍の影響を受けにくく、増配など株主還元を積極的に行っている企業も少なからず存在する。増配率ランキングの首位はIDOMで、増配率は何と783%。第2位のグローバル・リンク・マネジメントは180%となった。増配率が20%を超える企業は71社だった。

食品だけじゃない!5Gやドラクエウォークにも注目

また、食品や日用品など生活必需品を取り扱う企業や、在宅勤務の環境整備を支援する企業などは、今期予想営業増益率ランキングの上位に顔を並べた。今期予想増益率(時価総額200億円以上)で2位の三井ハイテックは、ICリードフレームが5G向けに受注が伸びている。7位のコロプラはスマホゲームの「ドラクエウォーク」が巣ごもり需要をとらえて想定以上に好調のようだ。

ベスト10以下にはなるが、ジェネリック医薬品の日医工は予想増益率が161.1%と、13位にランクイン。大型の骨粗鬆症薬の投入が寄与する。もともと、医薬品セクター(56社対象)はコロナの影響をほとんど受けておらず、業種別の今期予想営業利益においても18.0%の増益見通しだ。ちなみに時価総額200億円以上で増益率50%を超えるのは43社、時価総額200億円未満では45社となった。

経済情勢は依然厳しいものの、日経平均株価は3月中旬に底打ちし、すでにアフターコロナ後の世界を見据えて動いている。ピンチをチャンスに変える会社、いち早く苦境を抜け出せる会社を探すため、四季報を参考に探していただきたい。

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