在宅勤務なのに「サボれず疲弊する人」の超盲点 休み時間を「強制的に作る」ことが重要だ
そんな自分に必要なこと。それは、「ひと段落ポイント」を作ってあげることです。下記のように、より細かい手順に分けたり、誰かに仕事のボールを渡していったん手離れさせて、一息つけるタイミングを意図的につくっておくのです。
・自分なりに発注書のひな型をとりあえず完成させる
・見直す
・上司に「不足あれば指摘して欲しい」とメール
・上司からメール返信を受ける
・上司からの指摘を反映させて提出
このようにすれば、一般的な発注書の項目を書き出した後や、見直しの前後で一息いれるタイミングを作れます。また、上司からメールを待っているときも、いったん休むことができます。
休み時間を「強制的」に作ろう
リモートワークでよく利用されているzoom。無料版だと制限時間がありますが、それを逆手にとるというのも有用です。
zoomの無料版は40分でいったん切れるので、制限時間内にひと段落させて「では10分後に」と休憩を入れることができます。
私(小鳥遊)が週に1回講師を担当している障害者就労移行支援事業所では、zoomを使ってプログラムを実施しています。放っておくと私は延々としゃべり続けてしまうので、zoom無料版の時間制限に助けられています。
また、コーヒーなどの飲み物を飲み切ったらいったん休憩という方法もあります。台所にいってお湯を沸かしてコーヒーをまた入れて、という一連の動作は、仕事中のひと段落になります。
そのほか、ごく一般的なやり方ではありますが、「タイマーをセットして鳴らす」「(同居している人がいる場合は)時間で声をかけてくれるように頼む」といったものもあります。
いずれにしても、自分の意志でどうにかしようと思わず、自分以外の人や物に頼って強制的にひと段落ポイントを作るようにしておくことが大事ではないでしょうか。
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