女性が上場企業の代表者になるのは、男性役員の100倍難しい--東洋経済調査

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7. 年齢が若いほど高学歴-女性役員の学歴-

 女性役員の学歴を見ると、若い世代ほど学歴が高い傾向がある。60代以上では中学卒、50代では短大卒、40代以下では大卒が目立つ。大学出身の女性役員のなかには、弁護士などの資格保有者や、霞が関の中央省庁出身者、大学教授を兼任している人物も多い。女性の場合は、学歴より職歴が重視される傾向が強い。
Column:女性役員の出身大学
 女性の出身大学首位は東大。男女合わせた役員の出身大学では1位が慶応、2位早稲田、3位が東大と続く。トップ3の顔ぶれは男女でほぼ変わらない。
 ただ、女性の場合はベスト10内にハーバード大学院など海外の大学出身の女性が目に付く。ハーバード大学院卒は、ディー・エヌ・エーの南場智子社長、商船三井の石倉洋子取締役などだ。

(山本亜由子 =東洋経済オンライン)

【調査の概要】
調査時点:2009年6~8月(2009年7月末現在) 
調査対象:2009年7月末時点で全国6証券取引所(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡、ジャスダック各取引所、東証マザーズ、ヘラクレスなどの新興市場も含む)に上場している3767社
調査方法:『役員四季報 全上場会社版』アンケートにて対象企業に郵送調査、または有価証券報告書等の資料、取材により制作
調査項目:全上場会社の役員に占める女性の数と割合、市場別分布、役職、属性、会社代表者の属性、平均年齢、初就任年齢、業種、従業員数、学歴

【本調査に関する問い合わせ先】
山本亜由子、杉村美江子
電話:03-3246-5578
メール:Yakuin@toyokeizai.co.jp
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