ステイホームで開花した「ひとり遊び」の新潮流 若者たちは今どうやって遊んでいるのか

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自宅で予備校

高校生に話題だったのが、有名予備校講師がYouTubeで授業を配信するという“ただよび”。英語の森田鉄也先生(もりてつ)や古文の吉野敬介先生などの動画がアップされ、話題になりました。

もりてつ先生の「なぜ日本人は英語をしゃべれない?【基礎英文法講座第0講】」

「コロナで塾に行けない高校生、予備校生が見てます。今までも教育系のYouTuberはいたんですが、ここまでプロがガチでやっているのはなかった。タイミングもよかった」(Kくん、19歳、大学1年生)

おうちでカフェ気分

チュロスでディズニーパーク気分

全世界で休園しているディズニーランド。この状況を受けディズニーグループは、外で遊べない子どものために、『アナと雪の女王』に登場する雪ダルマ「オラフ」を主人公にしたショートムービーの公開を行いました。しかし、若者たちが敏感に反応したのはそれとは別のもの、ディズニー公式YouTubeチャンネルで2018年に発表されていた、「チュロス」(ドーナツ)の作り方動画です。

アメリカの公式ブログが4月5日に再び紹介したことで話題になり、有志が翻訳してレシピを日本語にしたものがシェアされるようになり広がっていきました。

自作のディズニーチュロス(写真:Aさん提供)

実際にディズニーパークで販売されているチュロスの作り方なので同じだということになり、多くの若者が家でチュロスづくりに励み、おうちでディズニーパークを楽しんでいるようです。

「TikTokにある高音質のディズニー動画を流しながら食べてます(笑)。おうちでパーク気分ということで」と教えてくれたのは高校2年のAさん。

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