部屋もオシャレに、ということで流行っているのがファブリックポスター。ファブリック、つまり布のポスターで、紙のポスターよりも柔らかい印象を演出できるというアイテムです。”淡さ”にも少し通じるものがあるかもしれません。人気があるのがLittle Roomsというショップ。
映画のワンシーンや英語のフレーズ、あとはカレンダーも人気だとか。布に線のイラストというシンプルな作りなので、自作をする人も出てくるかもしれません。
これまでの流行がコロナで家の中に大集合
若者たちは、外でしたいことを家の中でやればいい、と考えたのでしょうか。ディズニーランドに行けなければ家をディズニーランドにしてしまえばいい。カフェに行けなければおうちをカフェみたいにすればいい。
これまで流行してきたさまざまなフードやアクティビティーが、外に出られない若者たちによって家の中にどっと流れ込んできた、そんなふうにも見えてきます。
これらの食べもの自作は、一人遊びであると同時に、作ったものをインスタやStoryにアップして、友だちや外に向けて“充”をアピールする、という側面ももちろんあります。家にこもりながらも外へとつながっているのです。
(構成:淵上周平)
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