有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #特設ページ 新型コロナウイルス

テイクアウト頼みの外食が挑む新しい生活様式 マック、スタバ、吉野家が自粛営業で得た教訓

8分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

だだし、ドライブスルーの利用者が急増すると、車の列が道路にまで伸びてしまい、道路によっては近隣の住民やほかの車の邪魔になりかねない。各社ともドライブスルーの絶好調を手放しでは喜べない。

そのためこうした大手チェーンでは、事前にネット注文できる仕組みを周知し、利用を促している。商品の比較・検討や注文、あるいは決済まで事前に済ませてもらうことで、店頭でのオペレーションを軽減する。顧客にとっては待ち時間が少なくなり、接触のリスクを軽減することができる。

一方で、居酒屋をはじめレジャー的な使われ方をするチェーンや、商品に加え居心地やコミュニケーションなどの総合的な接客を売りにしていた店舗は、感染防止のために多くが休業に踏み切った。同じ外食でもあまりテイクアウトには向かない業態かもしれない。

串カツ田中は一部店舗で時短営業する一方、テイクアウトにも注力している(記者撮影)

居酒屋では、「塚田農場」などを運営するエー・ピーカンパニーがいち早く、4月2日から一斉休業に踏み切ったのを皮切りに、ほとんどのチェーンが緊急事態宣言中の休業を決断。食事としての需要が一定程度ある串カツ田中ホールディングスなどは、一部の店舗で時短営業しているものの、大幅な売り上げの落ち込みは避けられない。

拡大中の焼き肉チェーン「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションも4月7日以降、国内の直営全店舗を一斉休業した。焼肉きんぐは2月2日にTV番組で取り上げられ、2月については既存店客数が前年同月比で3割も増える好調ぶりだったが、コロナに水を差された格好だ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数