日々にメリハリがある人の「4色リスト」の秘密 「やる気」だけで続けられる人はたった2%
移動中など限られた時間しか取れない方は、メモアプリのCaptio(有料)などを活用して自分にメールを送っておくのもいいでしょう。
「なんでもいいから頭の中を書いて」と言われてもなかなか思い浮かばない場合は、次の項目をリスト化してみるところから始めてみてください。
・今後進めたいプロジェクト
・将来やりたいこと
・提出する課題
・読みたい本・資料
優先順位は4色で「見える化」する
つぎに、それぞれの項目を、例外なしに次の4色に色分けしていきます。
① 「種まき」の”赤”
緊急ではないけれども、重要なタスクをここに入れます。忙しさに流されてついおろそかにしがちですが、サボると将来へ大きく影響してしまう、最も重要なものです。新規顧客の獲得や、プライベートで達成したい目標などがこれにあたります。
② 「刈り取り」の”緑”
緊急かつ重要なタスクが、ここに入ります。目の前の生活や仕事に直結するものです。重要取引先からの連絡や、日時が決まっているプレゼン、会議の資料作成などがこれにあたります。
③ 「間引き」の”青”
緊急だけど、さほど重要ではないタスクが入ります。やらなくても大きな影響はないけれど、目の前の状況のせいで、すぐに取りかからねばならない気持ちにさせるものです。すぐに返す必要のない電話やメールなどを指し、空いた時間にまとめてこなせば結構です。
④ 「塩漬け」の”黒”
緊急でなく、重要でもないタスクです。そもそもやっている意味がないまま思考停止で続けている、雑用や暇つぶしを指します。
4色に色分けすることにより、視覚的に優先順位が分かりやすくなります。色分けに慣れないうちは、1日のタスクを黒でパパっと書いた上で、色分けした下線を引いたり、色がついた○をつけたり、マーカーでしるしをつけたりしてください。
ポイントは、迷っても「えい!」と優先度を決めてしまうことです。もちろん、迷ったり、間違った判断をしてしまったりすることもあるでしょう。それでも反省点も色で把握できるので、黒だけで書くよりも振り返りやすくなります。
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