「趣味人の妄想」がこんなにも深く胸を打つワケ どこにも行けないGWを心豊かに過ごす発想
そして妄想は「3密」とは無縁に、いつでもどこでも1人でも行えます。今は釣りに行けず悶々とする日々が続きますが、思いを馳せ、仲間と連絡を取り、いつか来るであろう次の釣行の準備をすることも楽しい時間です。
外出自粛が続き、休日のレジャーの予定がたたない今を、自分なりの妄想を行うぜいたくな時間として使ってみませんか。
「面倒が苦にならない」という癖がつく
妄想だけでは何も始まらないため、行動が必要です。事業であれば青写真を描き、事業を開発する。釣りであれば妄想の実現のためにフィールドに立ちます(しかし、今は悲しいことに立てない)。
その際、釣り人は失敗しながら探って探って、試行錯誤の末にようやく1尾を釣り上げます。計画・予測はほどほどに、現場で注意深く周囲を観察し、置かれた状況から策を考え試しては実施・観察する。わずかでもすばらしい反応があれば見逃さず、その反応を頼りに次の試行錯誤をする。
「状況から学ぶ」こと。そして状況から学ぶために「学び方を学ぶ」ことが、不確実な環境下において頼れる力です。よく言えば成功するまで挑戦する人、普通に言えば往生際が悪くこりない人の出来上がりです。
自然と対峙をするライフワークがあると、こうした試行錯誤を日常から楽しみ行う癖がつきます。そして面倒なことが苦にならない癖も。不確実な時代のサバイバル力として、実はシーンを問わず重宝します。
時間を何にどう使うか。自宅での時間が増える中、時間管理やメリハリ作りが大切です。働く時間、息を抜く時間、体を動かす時間などを自律的に管理する能力です。仕事後の夜や週末の時間の使い方も、これまで以上に気をつける必要があるかもしれません。
コロナ禍でニュースなどの受動的なメディア接触時間が増加すると、能動的に何かを行う時間が減り、何となくすべてがおっくうにもなりかねません。
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