「痩せる」ためのジム通いはあまり意味がない訳 家でもできる肉体改造法「プランク」のやり方
──ハードルが高いと怯んじゃうでしょうね。
AYA:なので、「じゃあ一度やってみて、無理だと思ったらウェイトを落としてもいいですよ」と言ってあげる。そしたら、「じゃあ一度だけ……」となる。逃げ道を作ってあげているわけですから安心ですよね。結局、そのままのウェイトでやりきるケースが多いんですけどね(笑)。
──なるほど! 逃げ道は用意するけど、何もせずには逃がさない、と。
AYA:ええ。逃げ道を作ってあげると人間、気持ちが楽になるんですよ。これは、自宅トレでも同じことが言えるので覚えておいてくだだい。
助言②「ジムには入会しなくてもいい!」
──では、具体的にどんなトレーニングをすればいいのでしょう?
AYA:大事なことは、逃げてもいいけど、継続はすること。最初は気持ちも充実していますし、どうしても高い目標を設定してしまいます。でも、設定が高いゆえに続かず、「やっぱり無理だったな」と、放り投げてしまう人が多いんです。

──(耳が痛い)
AYA:まずは成功体験を作ってあげることが大切。強度は徐々に上げていけばいいですから。
──なるほど。まずはジムに入会するところからですよね?
AYA:ちょっと待った! ジムの入会が逆にプレッシャーになって、トレーニングそのものをやめてしまうパターンを幾度となく見てきました。いきなりジムに入るのは、あまりオススメできません。
──トレーナーの立場でそんなこと言っちゃって大丈夫なんですか?
AYA:続けないと意味がありませんからね。まずは「家で時間があるときに」くらいからスタートすればラクですよね。場所と自分のカラダがあれば、トレーニングはどこでも成立します。