「痩せる」ためのジム通いはあまり意味がない訳 家でもできる肉体改造法「プランク」のやり方
──自宅ってやる気が出ないんだよなぁ……。
AYA:最初は、自分の体重を負荷として利用し、物足りなくなってきたらジムに入会すればいいと思います。ジム通いが使命になってしまうと、本当に憂鬱になってきますよ(笑)。
──では、モノグサ男でもできる、第1段階のトレーニングは?
AYA:腹筋、腕立て、スクワットですね。
助言③「プランクを覚えなさい!」
──なんか、超基本すね。もっと特別なのを求めてました、正直。
AYA:上半身、体幹部、下半身。この3つを鍛えるムーブメントは、トレーニングの3本柱と呼ばれているものです。腕立て伏せだったら上半身、腹筋だったら体幹部、スクワットだったら下半身が鍛えられます。とくに体幹は重要ですね。

──体幹って、やっぱり大事なんですね。
AYA:体を支えるうえで体幹がしっかりしていないと、歩行にも支障をきたしてしまいます。ですので、体幹がどこにあるのかをちゃんと理解したうえでトレーニングすることが大事ですね。
──体幹がどこにあるのかなんて、どうすればわかるんですか?
AYA:体幹はお腹の奥にあります。インナーマッスルと言われている部分ですね。それを実感するには「プランク」がいいでしょう。
──ぷらんく?
AYA:地面にひじをついて、頭から背筋、骨盤、そしてかかとまでピーンッと一直線にします。このポジションをキープするのが「プランクホールド」というのですが、お尻の穴をクッと閉めるだけでお腹に自然と力が入る。その力が入っている場所が体幹です。これ自体がとてもいいトレーニングになりますよ。