「夫は家にいてほしくない」と漏らす妻のホンネ 「365日休みのない」専業主婦の苦労と悩み
「遅く帰ってきてほしい」理由
「帰宅時間について妻から『できるだけ遅く帰ってきてほしい』と言われた」(45歳)
「子供が寝るタイミングで帰宅したら『なんで帰ってきたの?』とひと言」(36歳)
このように、帰宅時間や帰宅のタイミングについて、妻からキツイひと言を言われる夫は多いようです。これについて、妻たちの言い分を聞くと、夫に遅く帰ってきてほしい理由はいくつかありました。1つは、子供の生活習慣を乱したくないということ。
「子供が寝ようとしている時間帯に夫に帰ってこられると本当に困ります。せっかく夕食、お風呂、歯磨きまで終えて、いざ寝かしつけというタイミングで帰ってくると、これまでの努力がゼロになっちゃう感じがするんです。
食事、お風呂、歯磨きまでの一連の流れ、大人と違って3〜4歳の子供がスムーズにやるわけないじゃないですか。おだてたり、なだめたり、叱ったり、あの手この手で子供をうまく導いて、『やっと今日は9時に寝かしつけ成功か!』と思ったところに、パパが帰ってきて、子供がパパと一緒に遊びだしちゃうって、ほんと最悪です。『夜中まで帰ってくるな!』と言いたくなる気持ちわかります」(3歳・娘のママ)。
働くママの場合、保育園に6時にお迎えに行って、9時には寝かしつけたいとすると、その3時間が勝負。最近は子供の睡眠不足が問題になっていたりするので、なるべく9時までには寝かせたいというママの声は多いです。
一方で夫たちからは「そんなに厳密に9時に寝かしつけなくても、ちょっとくらい遅くなってもいいじゃん」という呑気な声も聞きます。そんなギャップから、「できるだけ遅く帰ってきて」という言葉が出てしまうのかもしれません。
また、もう1つの理由として考えられるのが、夫の夕食問題です。
「中途半端な時間に帰ってこられると、夫の夕食の準備と子供の寝かしつけが重なって、バタバタするので嫌です。外で食べてくるからいらない、と言われたほうが楽」(7歳・息子、3歳・娘のママ)。