「痩せる」ためのジム通いはあまり意味がない訳 家でもできる肉体改造法「プランク」のやり方
──ほほう。比較的、これはそこまできつくない、というか簡単というか。
AYA:いつでも、どこでもできますよ。例えば、テレビを見ながらCMの間だけプランクをやるのもいいでしょうね。まずはこの番組と決めて、合間にプランクやるのもいいと思います。
──それなら片手間でできそうですね! CMの時間は普段、スマホ見ちゃうし。
AYA:プランクホールドをすると、お腹の奥が熱くなってきます。スクワットをするときも、その熱くなったところを意識しながらしましょう。そうすると、上半身にも意識がいくので、お腹もすごく疲れてくる。下半身だけを鍛えているようで、実は体幹も鍛えることになる。
順番としてはまずプランク、腹筋、スクワット、最後にみんなが苦手な腕立て伏せがベストですね。
結論「無理のない回数で、最後までやりきること!」
──トレーニングには体幹を意識することが大事だと。回数の目安は?
AYA:1セットを休まず各15回できるようにしたいですね。そして、体をリセットするためにセット間でインターバルを入れてもいいです。1分休憩を入れる。そしたらまた休みを入れずにやりきる。ずっと疲れた筋肉の状態で、筋トレ、筋トレ、筋トレでは、パフォーマンスは落ちますから。回復の時間を入れることでリフレッシュするので、フォームも崩れません。

──それを何回繰り返せば……?
AYA:例えば、各15回を4セットとなると、運動経験のない人は弱音を吐いちゃうかもしれません。なのでここは無理せず逃げましょう。15回を2セットだけやってみようとか、10回にして4セットにするとか。それはもう自分の体、自分のレベルに合った内容にスケールダウンして設定してください。
──2セットならできそうかも。
AYA:いいと思います。ただし、自分で設定した2セットを最後までやりきることが大事です。決めたことは最後までやり通す。それは仕事でも大切なことじゃないですか。自分の決めたルールを破って、ほっぽり出すのダメ。人生でもきっと同じことを繰り返すことになりますよ。
◆
トレーニングに大切なこと。それは継続することと、“体幹”を意識することだった。
(菊地 亮=取材・文)
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