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“積水式×大和魂”の良いとこ取りで無双中!住宅2強のトップ営業員が古巣を飛び出して立ち上げた会社が"自由と理想"の家づくりを体現していた

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家族のような社風を目指す大和×積水の新会社イメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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30年以上にわたる企業取材の経験を通して、「ヤバい」と感じた会社や仕事を取り上げていく。【原則日曜日更新】

読者の方からお便りが届いた。

ピンクの封筒に丸文字で、

「編集部気付き 金田信一郎様」

と書かれている。

ひっくり返すと、裏には「読者より」とある。

普通じゃねーな、これ。

封筒を開ける。

中から、キラキラしたラメ入りの桜カードが出てきた。飛び出す絵本のように、桜の木が立体的になり、小鳥が2羽とまっている。

1羽の小鳥には、「ものすごく多くの読者」と書かれている。

下の小鳥は「金田さん」と名付けられ、上にいる小鳥を見上げて目を丸くしている。

心がほっこりする。

メッセージが添えられている。

「金田様 お花のカードが送りたくて送りました。かわいいでしょ?」

……うむ。心を揺さぶられた。

もの書きを35年やってきたので、読者から手紙をもらうことはある。だが、こんなの初めてだ。

この読者は、おそらくビジネス文書を書いたことがない。なにせ、文章が途中で2行に分裂し、また1行に戻ったりしている。

自由である。

「まずこのコラムから読んでいます」という。有り難いっす。

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