スズキとVW包括提携、鈴木修会長「フォルクスワーゲンとはイコールパートナー」両社首脳会見内容

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鈴木会長 「部品共通化は、やはり技術屋さん同士が会うと、AもBもこっちはおれの部品がいいというし、こっちはこっちで自分の部品がいいという。だけれども、割り切り方ですね。今のようなわがままを言っている時代ではなしに、品質がいいかどうか。コストがどうであるか。生産性がいいかどうか。これで客観的に決まっていく。

成長経済でしたから技術屋同士がわがまま言いあっていたが、そういう時代は終わった。品質、コスト、生産性の3つで評価していかなくてはいけない。また、地域や所得の多寡に応じて品質も変えなくてはいけない。欧州の場合、天井をあけてエアコンを余り使わない時代があったが、今や、エアコンを使う比率が80%に増えた、という時代の変化によっても違う。と思えば、インドのように、エアコンなしで販売される考え方、ナノですかね、そういうものもある。地域や経済の度合いにもよるが、お互いが協力してマーケットリサーチをやれば、部品の共通化の効果は上がっていくと思う。

世界最大といっても、数が多ければいいというものではないんですね。品質、コスト、生産性がよくなくてはいけない。その上で部品共通化が出来て、台数が多いのが大切だ。

VW会長 「この時代においては、市場はかなり透明化している。どういった市場でどういう品質が要求されているのかもわかる。どんな問題を抱えているかもわかる。われわれは欧州の市場をよく調査できる。インドはスズキがよくわかる。情報交換をして一緒に決定していきたい。

私たちは世界でもっとも大きなディーゼルエンジンを作っている会社である。さまざまな直噴ディーゼルも作っている。スズキも違うエンジンを作っているのでシナジーを得ることができる。私たちは技術志向の会社だ。こういった特性を活かして、出来るだけ早くシナジーが得られると思っている」

 --トヨタの台数を抜くということについてVW会長、一言

VW会長 「わたしたちの目標は2018年に世界でナンバー1になることだ。今回、スズキの協力によりもっともっと加速できると考えている」

高橋 由里 東洋経済 記者

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たかはし ゆり / Yuri Takahashi

早稲田大学政治経済学部卒業後、東洋経済新報社に入社。自動車、航空、医薬品業界などを担当しながら、主に『週刊東洋経済』編集部でさまざまなテーマの特集を作ってきた。2014年~2016年まで『週刊東洋経済』編集長。現在は出版局で書籍の編集を行っている。

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