“王様”だった栄養士の反発
――そもそも、どのような経緯があって給食革命に取り組まれたのですか?
区長になる前だったのですが、ある母親の方から、「足立区内で学校を転校したところ、そのとたんに子どもが給食を食べなくなった」と聞きました。その子どもは「前の学校は給食がおいしかったけれど、今度のところはまずい」と、言っていたそうです。
最初は「(それぞれの学校で調理する単独調理場方式とはいえ)区内の学校で同じ予算で給食を作っているのだから、味が大きく違うなんて、そんなわけないだろう」、との感想を持っていたのですが、よくよく様子を聞いてみると、給食の残りが少ない学校と、残菜がガバッと多い学校と、本当に大きな差があることが初めてわかりました。
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