人付き合いが「ラクな人とつらい人」決定的な差

仮)自分の「気持ちを変えよう」としてもムダ

① 人を褒めてみる

会社の同僚や知り合いが成功したとき、素直に称賛できない感情ってありませんか。そして「今はいいけど、そのうち失敗するよ……」などと半分妬みのような感情も湧き上がってくることも。でもこれは、心が醜い人だからということではありません。自分がうまくいっていないときに、人を称賛できる人はなかなかいないものです。

ただし、この感情は自分自身の成功の障害になってしまうことがあるんですね。なぜなら、脳の性質として他人に対して思った感情は、自分に対して思った感情と同じとして捉えてしまうからです。ですから成功しようとすると「これはよくないこと」と心のブレーキが働いてしまいます。この潜在意識に刷り込まれている心のブレーキを外すことが必要です。

脳は入力(思い)よりも出力(言葉、動作)を信用しますので、この機能を利用します。人の功績に対して、言葉や態度に表して喜んでみましょう。なかなか人を称賛できないという人は、極端ではありますが、実際に思っていなくてもいいから称賛してみてください。脳は他人に対して思ったことを自分のこととして捉えます。他人を褒めると自分にもプラスがあるのです。

飲み会で大事なのは「誰と飲むか」

② 嫌いな人は「新種の珍獣」に変える

相手の言動にいちいちネガティブになっていると、顔を見るだけでマイナス感情が表に出ます。これでは毎日辛いでしょう。相手に感情を振り回されることは避けたいものです。一緒に仕事したくないような「嫌な人」は「面白い珍獣、発見!」とイメージを変えればいいのです。新たな珍獣を発見するたび、「新種の珍獣発見!」「地球外生物だ!」などと楽しんでいると、あちこちに珍獣が潜んでいることがわかります。

私にも人生で嫌な人に出会うことがあります。そんなときは「珍獣が吠えているけど、何を言っているんだろう」と思いながら話を聞くことがあります。こう書くと、ふざけているように思われるかもしれませんが、実は大事なことです。相手のイメージを変えることで、相手に対する感情をプラスに変えてしまうのです。「ちょっとかわいいね」と思えると、憎たらしい相手も少し愛らしく見えてくるかもしれませんよ。

③ 悪口を言い合う場に行かない

飲み会で大事なことは、どこで飲むかではなく、「誰と飲むか」ということです。私はいつも研修やセミナーなどで、「飲んで愚痴や不満を言ったり、誰かの悪口を言い合うような場にいてはいけません」と伝えています。どんな会話をしているかが脳に影響を与えているからです。

何を入力し、何を出力しているか。この繰り返しが将来の自分をつくっていきます。どうせ飲むなら、前向きなことや、夢を語り合いたいですね。では、どうしても愚痴や不満、人の悪口ばかり言うような人と一緒にいなければならないときはどうしたらいいのでしょうか。

「ニッコリ笑って受け流す」。私はこうしています。過度にリアクションしないことを心がけましょう。

次ページイライラがたまってきたら…
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • CSR企業総覧
  • コロナ後を生き抜く
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
100億円の寄付を即決<br>ユニクロ柳井会長の危機感

ともにノーベル賞を受賞した京都大学の本庶教授、山中教授に、ユニクロの柳井会長が過去最大規模となる総額100億円を寄付すると発表。研究支援を決めた背景には、サステナビリティ、社会課題の解決などに対する柳井氏の強いメッセージがありました。