人付き合いが「ラクな人とつらい人」決定的な差 仮)自分の「気持ちを変えよう」としてもムダ
④ イライラが溜まってきたら一旦息を吐く
イライラや怒りが湧き上がってきたときは、まず呼吸を整えましょう。アスリートが試合中にカッとなって調子を崩してしまうことがよくあります。仕事でも同じようなことがありますよね。思うようにいかないとき。自尊心を傷つけられたとき。こんなときに私たちはカッとなりやすいです。そういったとき怒りを覚えたら、いったん間をおいて呼吸を意識してみましょう。
カッとなっているときは息を多く吸っている状態なので、ゆっくり息を吐くことが大事です。ゆっくり長く息を吐きながら怒りが消えていくイメージをつくる。こうすることで落ち着きを取り戻せます。トップアスリートや一流の経営者にもおすすめしているシンプルな方法です。心は熱く、頭はクールに。こんな状態をつくりたいですね。
上司とそりが合わず、会社を辞めた過去
ここまで、すぐにできる「小さな習慣」を4つご紹介しました。ご相談者にも「効果があった」と仰っていただいたものばかりです。人間関係でお悩みの方は、気に入ったものがあれば、実践してみてください。
私自身も会社員時代、上司とそりが合わず揉めて、会社を辞めた過去があります。何のあてもなく辞めて、当時は「会社を辞めなければよかった」と後悔を繰り返す日々でした。住宅ローンを抱えて、貯金もゼロで、子どもは小学校高学年になっていました。何の保証もない世界で、自分の看板だけで食べていくことに不安しかありませんでした。
紆余曲折ありましたが、いまこうしてメンタルコーチとして結果を出せているのは、コツコツと行動してきた結果です。気がついたら、メンタルコーチングした選手たちが、オリンピックで金メダル獲得、甲子園決勝に進出、技能オリンピックで世界一に輝くなど、たくさんの成果をあげました。
大きな成長は突然やってくるのではなく、小さな変化の積み重ねでやってくるものです。人生は人と関わることばかりで疲れることもありますが、コツコツと言葉や行動を変えることで、徐々に変化が訪れるものです。「よしやってみよう」と少しずつ実践していただければうれしい限りです。
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