中学校で「落ちこぼれる子」の典型的なパターン

小学校で悩んだ分野こそが、中学校で最重要

国語で小学生のうちにやっておくべきことは、学校で習うレベルの漢字の読み書きです。それができるようになっておかないと、中学校では「教科書が読めない」事態になってしまいます。中学校は「心情理解」を扱うようになりますが、それに太刀打ちできない確率も高くなります。

国語は、言葉の意味が大事

国語の文章の読み取りで最も大切なのは、一つひとつの言葉の意味を適切に理解することです。日本語の場合は、その重要なものが漢字によって構成されています。また、四字熟語のように独特の言葉の使われ方が、意味理解において重要になることがあります。

こうしたことからも、小学校で習う漢字をまず確実に読み書きできることが必要なのです。

そのためには、問題集の選び方にもコツがあります。多くのテストでは、難易度を上げるために「バラバラの形式」で出題しています。例えば、次の2つの出題例を見てください。

●例1:出題形式がバラバラな例
問1「~を書きなさい」
問2「ア~エから1つ選びなさい」
問3「間違っているものを、ア~エから選びなさい」
問4「~の図をふまえて、~とは何か答えなさい」
問5「~について、~字以内で説明しなさい」
●例2:出題形式に一貫性がある例
問1「ア~エから1つ選びなさい」
問2「ア~エから1つ選びなさい」
問3「ア~エから1つ選びなさい」
問4「ア~エから1つ選びなさい」
問5「ア~エから1つ選びなさい」

学力をはかる、差をつけるという意味では、前者のようなテスト形式もいいのですが、「大事な部分を復習する」「大きなモレなく、確実に80点をとれるようにする」ためには、「ぜい肉をそぎ落とした形式」で学習するほうが効果的です。

つまり、「本当に大事なところをおさらいする」ときには、「ノイズ」が少ない問題集を選べんだほうが、集中力や学習スピードが格段に変わります。

国語においては、ほかに、事実関係を把握する説明文と、人間の感情を読み解く物語文とではその読み解いていく構えが違っており、こうした基礎と読み取りの違いを念頭に学習を進められるとよいでしょう。

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