東洋経済オンラインとは
ライフ #激変!ニッポンの結婚

妻に「仕事を続けてほしい」と願う男性の本音 「僕が家事を手伝う」という言葉のわな

7分で読める
  • 植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

かつては女性のほうが年収が高いと「恥ずかしい」と感じる男性がいましたが、今は「自分より高くてもいい」「高いほうがいい」と考える男性は、私の感覚だと弊社の会員でおそらく半数以上、7割近くいると思います。

公務員などの安定した職業や資格を持っている女性を希望する男性も多く、男性は「いつ自分が稼げなくなるかわからない」という危機感を持っているようです。 男性公務員Dさんの妻は医者。かなりの激務です。患者さんの容態によっては定時で帰れないこともしょっちゅう。当然、オペをしながら「今日の晩ごはんは何を作ろうかな」なんて考えていられません。

目玉焼きしか作れなかった

一方、Dさんの勤務はシフト制で時間がきっちり決まっています。結婚前、Dさんは「君は忙しいから家のことは何もしなくていいよ。僕が全部やるから教えてね」と口説き落としていました。なかなか進んでいる男性だとそのときは思いました。

ところが、蓋を開けてみたらDさんは、独身時代はほとんど外食だったそうで、料理は目玉焼きしか作れない。その意識のまま結婚したために、結果、目玉焼きだけの夕食が30日間続いたそうです。

ウィンナーやハムを付けてみようとか、料理本やネットのレシピを見て自分で工夫してみようという考えには至らないんですね。やっぱり家事は女性が中心、男性はあくまで「手伝う」という認識から抜け出せていなかった。結局2人は離婚しました。

女性が働き、家計の大半を担うようになったとしても、男性の意識や行動が変わらなければ男女のアンバランスは一向に改善しません。「妻とともに支え合っていきたい」と言葉で言うだけでなく、実行に移さないと結婚生活は長続きしないと思います。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象