スコアを競えば、モチベーションが上がる
――面倒くさいのを頑張るモチベーションはどこにあるのですか?
スコアを競うことですね。仕事も遊びもそうなのですが、スコアを競っていくと、やる気が出てくるし、継続性も生まれてくるんですよ。僕は現場の編集長を通して、『LEON』のスタッフにつねに本の実売率とか実売数、昨年同月比どのくらいかなど、全部細かく伝えていますから。LINEで遊んでいるだけじゃないんですよ(笑)。
雑誌で言うと、1日ごとに売り上げのデータが出ます。発売3日目の実売率が何パーセントだとか。それを見て、前日に比べて6ポイント、8ポイント増えているから、とか、とにかくデータを基にいろんな話をするようにしています。
データもスコアだと思うので、とにかくスコアを競う。それは、趣味の世界においても、仕事の世界においても大事だと思います。趣味の世界でもスコアに置き換えられるものがあったら、競うことだと思います。
僕の好きなゴルフなんかは、本当にスコアが如実に表れるので、けっこう長く続けられるし、子どもから大人、老人まで楽しめますね。ゲームとも似ている部分がたくさんありますよね。
60代で本当の大人の男になる
――男の20代は幼稚園、という以前の話の流れでいくと、現在の50代は?
40代が高校でしょ。僕が今50代で大学だと、自分でもそう思いますよね。男の人生で本当の大人になるのは、60代になってからだと思えるのです。自分の周りとか先輩を見ても。
50代は自分もそうですけど、いろいろもがいていますね。60代になると、ある程度、達観する部分もあるし、やるべきことは大体やり尽くして、「さあ、自分の人生これからどう楽しもうかな」って、そう考えられる余裕ができたら、大人の男だなと思いますけどね。
僕の周りでは、60代の先輩がさらにめちゃくちゃ元気で、楽しそうに生きてますよ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら