オトコには独りになれる隠れ家が必要 モテるビジネスオヤジの作り方 隠れ家編

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
 草食系、はたまた絶食系とまで言われ、仕事オンリーで疲れたイメージを持たれがちな日本のビジネスマン。しかし、ビジネスとプライベートを両立してこそ、充実した生活が送れるはず。
と、横を見ると、仕事も遊びもとことん楽しんでいるオヤジがいるではないか。ゴルフに自動車レースに野菜作り(!?)と、人生を軽やかに楽しみ尽くしている、雑誌『LEON』の西園寺薫・総編集長にその極意を聞いてみた。

オスには「隠れ家」が必要である

――お話を聞いていると、ポジティブさがまぶしいくらいなのですが、ちょっとこう、「人生や仕事に疲れた」という瞬間はないものですか?

ありますよ、もちろん。そういうときは、ひとりでこそっと隠れますね。今、僕、ゴルフ場に小さい小屋を建てて、週末や休みのときはそこにいるようにしているんですけど、月並みな言い方ですが「隠れ家」って必要じゃないですか。とにかく誰にも会わなくていい、誰ともしゃべらなくていい場所が。

男は自分ひとりになれる時間が大事だと思います。『LEON』でもずっと言っています。女性にモテたい、女性と過ごすことは楽しい。家庭生活も楽しい。子どもと一緒にいるのも楽しい。でも逆に、まったくひとりの時間もすごく大事。オスだから、やっぱり、1匹になることが必要だと思うんですよね。僕の場合はゴルフが終わって、ひとりでぼーっと好きなお酒を飲んでいるのが、元気の源みたいな感じですよね。

――もっと若い20代、30代の頃も、隠れ家を持っていたのですか?

若い頃は無理でしたね。20代から40代まで、一応、何度か結婚していましたから(笑)、隠れたいときは仕事をつくって、「ちょっと、旅館の取材があるんだ」とか言って、とにかく1泊2日ぐらいで隠れていました。

南の島も好きなので、宮古島に移住した友達の家の離れみたいなところに行ったりもしていました。そこまでしてでも、ひとりになるのは大事だと思います。

次ページおじさんには色々あるのよ……
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事