「大暖冬で雪が足りない」の先にある大きな心配 この夏の東京五輪で水不足に陥るかもしれない
「大暖冬」とも表現される、記録的な暖冬になっている原因の1つは、偏西風の蛇行です。
日本付近で、今シーズンは偏西風(紫色の実線)が平年(薄紫色の破線)より北に蛇行しています。このため、北から寒気が入りにくく、南からの暖気が入りやすくなっているので、気温が高く推移しています。
深刻な雪不足
関東甲信では、今日午後から明日にかけて雪やみぞれが降り、山沿いを中心に平野部の一部でも大雪となるおそれがあります。とはいえ、今シーズンは、暖冬により記録的な少雪となっています。
2019年11月1日〜2020年1月23日の降雪量は、東日本と西日本の日本海側では多くの地点で平年の20%以下です。北日本でも50%以下の地点が約半数を占め、東北南部は20%以下が目立ちます。
1月26日の山形城(霞城公園)です。
写真右には雪対策として雪から樹木の枝を守るための「雪吊り」が行われていて、門など数カ所に「落雪注意」の看板が設置されていましたが、まったく雪はありませんでした。
こちらは昨年1月の山形城です。一面の銀世界で、東大手門の瓦は雪で覆われて真っ白になっています。同じ場所の同時期の光景とは思えません。
スキー場は、オープン日を遅らせる、コースを限定する、人工雪を例年より多く使うなど、雪不足の影響を受けています。今シーズンはオープンすることができなかったスキー場も多数あります。
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