日経平均3日続伸、円安好感で2万4000円回復

昨年来高値の2万4091円を抜けるかが焦点

 1月14日、東京株式市場で日経平均は、3日続伸。写真は2016年2月、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、3日続伸。米中対立の緩和期待や円安が急速に進んだことを手掛かりに、輸出関連株を中心に幅広く物色され、終値ベースで昨年12月17日以来14営業日ぶりに2万4000円台を回復した。

市場の関心が米中の「第1段階」の通商合意に向かう中、米財務省が外国為替報告書で中国の「為替操作国」認定を解除したことが伝わり、リスクオフムードが一段と後退。さらに、外為市場でドル/円が110円台まで円安に振れたことが追い風になった。

ただ、日経平均が2万4000円を回復した後は、全体的にもみあいに終始。きょうの高値は前場につけた2万4059円86銭だが、さらに上値を追ってチャート上の目安として意識される12月17日の立ち会い時間中につけた昨年来高値2万4091円12銭を取りに行く雰囲気は感じられない。

市場では「円安の進行でムードは良くなってきたが、日経平均で2万4000円の水準は重さが感じられ、上値追いに市場参加者は慎重となっている」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)との声が聞かれる。

TOPIXも続伸。東証33業種では、鉄鋼、電気製品などが値上がりし、石油・石炭製品、鉱業などの値下がりが目立つ。東証1部の売買代金は、2兆3629億0400万円。

個別では、ソニー<6758.T>が6日続伸となり、8000円大台を回復するなど、主力の輸出関連株が買われたほか、ファーストリテイリング<9983.T>が2%を超す上昇となって、指数の上昇に寄与した。半面、日産自動車<7201.T>が8年4カ月ぶりの安値水準まで下落した。

東証1部の騰落数は、値上がり860銘柄に対し、値下がりが1216銘柄、変わらずが83銘柄だった。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 買わない生活
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT