みなさん、アメリカ経済は調子いいですよ ぐっちーさんが読む、ちょっと先のマーケット

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弥生賞は、あの「超良血馬」で

弥生賞(3月9日、中山競馬場の第11R)がやって参りました。

毎年、このレースは3歳牡馬クラシックの1冠目となる皐月賞のステップレースとなるのですが、中山競馬場の2000メートルということもあり、結構紛れが出ることがあるのです。

まして3歳という幼い馬がでるものですから、東京競馬場のように実力勝負で決まると言うものでもありません。このあたりが結構複雑で、弥生賞→皐月賞→ダービーと至る道筋に関しては一筋縄ではいかず、「弥生賞向き」という馬がいるのも事実なんですね。

しかし、今回はそんなたわごとを行っている場合ではありません。
キンカメXトゥザヴィクトリーという超良血配合で、トゥザグローリの全弟にあたるトゥザワールドが登場するわけですから、これはもう馬券というより、ドラマを見るようなものでしょう。

初戦こそもたつきましたが、ここにきて3連勝。正直この馬券を持っていないで見るレースではありません。

これはもう入場券だと思って買いましょう。

トゥザワールド単勝。

他を買って当たっても、全くつまらないと思いますよ(笑)。

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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