「怒る」と「叱る」の違いを知らない上司の大盲点 なぜ部下を人前で叱る上司ほどダメなのか
長年アパレル企業で若手のマネジメントに携わってきた石田祐一郎氏による連載「今どきの若手の育て方」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。
うまい叱り方で、さらに若手との信頼関係がつくれる
まず、ここでしっかりと理解しなくてはいけないことは、「叱る」と「怒る」の違いです。
「叱る」には目的があります。相手の成長を促すことです。相手の「できていない点」や「改善すべき点」を指摘し、今後に活かして、成長してもらいたいと思って叱るのです。
しかし「怒る」は、そういった目的はありません。ただ感情をぶつけるだけです。この違いを明確に理解することが必要です。もしも、相手の成長を促すという思いがないならば、何もしない方がましです。うまく「叱る」ポイントは3つあります。
・人前で叱らない。
・叱るは一つに絞る。
・5ステップで叱る。
・叱るは一つに絞る。
・5ステップで叱る。
順番に見ていきましょう。
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