苦戦の米ギャップ、中国での巻き返しなるか

「オールドネイビー」ブランドの成功がカギ

3月1日、米衣料品大手ギャップは、中国への進出で競合他社に出遅れているが、傘下の「オールドネイビー」ブランドの店舗開設で認知度を上げ、巻き返しを図る計画。米コロラド州で2月撮影(2014年 ロイター/Rick Wilking)

[上海 1日 ロイター] -米衣料品大手ギャップは、中国への進出で競合他社に出遅れているが、傘下の「オールドネイビー」ブランドの店舗開設で認知度を上げ、巻き返しを図る計画。

ギャップの中国1号店開設は2010年と他社よりも遅く、現在の店舗数も約80と、スウェーデンのへネス・アンド・マウリッツ(H&M)や、スペインのインディテックスのブランド「ザラ」、日本のファーストリテイリング<9983.T>の「ユニクロ」の店舗の半分程度。

ギャップは1日、より値ごろな「オールドネイビー」ブランドの中国1号店を上海にオープンした。年末までに5店舗に増やし、ギャップブランドの店舗もさらに30店オープンさせる計画。

同社上海事業部のKirwan氏はインタビューで「北米地域を除くと中国は最大の市場という認識で幹部は一致している。中国は成長のための最良手段だ」と語った。

ギャップは、他国よりも規模が大きいオンライン販売市場を中心に、中国国内の小売り業者と提携し、ブランド力の向上を進める計画という。Kirwan氏は、ギャップとオールドネイビー両方のブランドについて、インターネット販売に注力する、と語った。

KPMGの消費者向け市場部門・アジア太平洋地域のニック・デブナム会長は「中国人はネット利用が多く、ソーシャルメディアである程度話題になれば、急速に広範の消費者に訴求できる。逆にソーシャルメディアを活用できなければ消費者向けブランドが中国で成功するのは難しいだろう」との見方を示した。

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