心を開かない「元野良犬」を迎えた家族の大決断

熊本の山からきたギーと家族になるまで

犬を飼ったことがないのに2匹の「保護犬」を迎えた漫画家のおおがきなこさん。今回は2匹目のギーを迎え入れたときのお話(筆者撮影)
ペットを飼っている人たちの間で「涙腺が崩壊した」と話題の感涙エッセイ漫画があります。漫画家のおおがきなこさんが上梓した『いとしのオカメ』『いとしのギー』は、WEBに『イヌ日記』として、元保護犬であるオカメ(ミニチュアダックスフントのメス)とギー(元野良の雑種犬・メス)との日々を描いたものを書籍化した作品です。前回の『保護犬を迎え入れた漫画家が語る「ペットロス」』の続きから、2匹目としておおがさんちにやってきた元野良犬のギーとの試行錯誤の日々を伺いました。

熊本の山からやってきた元野良犬のギー

ギーは熊本出身で、保護されて東京に運ばれてきた。雑種犬で、元野良らしいモリモリな筋肉を持つ見た目とは裏腹に、子犬時代に人間と関わってこなかったからか、とても臆病な性格をしている。

不安そうにしているギーを見て、正直私自身も不安になった

わが家にやってきたのは1年半前だ。まずはトライアル(保護団体から犬を譲り受けるときに犬と家族がマッチングするかみる期間)で2週間ギーがわが家にいたときは、正直不安になった。同じ元保護犬でも、先住犬としてわが家にいたミニチュアダックスフントのオカメとは全然勝手が違ったからだ。

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