保護犬を迎え入れた漫画家が語る「ペットロス」 心を開かない「元野良犬」が救ってくれた
わが家のミニチュアダックスフントのオカメは元繁殖犬だった。保護団体によって命が救われ、4歳のとき私と出会った。そのオカメが10歳になったとき、2匹目を迎えた。元野良犬のギーである。ギーが来てから、私はWEBに犬の漫画を描き始めた。その半年後、オカメはがんになってあっという間に死んでしまった。
当たり前だが、犬は人より先に逝く。ミニチュアダックスフントの寿命は13~15歳くらいといわれているそうだ。オカメは10歳で最期を迎えた。平均より短命だった。
ペットロスが怖くて、あらかじめ2匹目を迎え入れた
ギーは熊本から来た元野良犬だ。うちに来たときにはもう、多分1歳を過ぎていただろう。13kgある立派な雑種犬だった。
そのギーが、まだわが家にすら慣れないうちに、オカメは死んだ。まるで入れ替わりのようだった。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら