「年間を通じて最も活用した」就活サイトは、1つのサイトだけを選択してもらう調査だが、リクナビ、マイナビともに3~4割の学生が選択している。
しかし、2020年卒学生に対する調査を見ると、変化が生じていることがわかる。
2020年卒学生が「最も活用した就活サイト」のトップは、文系でマイナビ、理系でリクナビ。依然、この2サイトが他のサイトを大きく引き離している構図は変わらない。両者をあわせると文系では65%、理系では67%に達する。
リクナビ、マイナビの「2強」に退潮の兆し
3人に2人が、いずれかのサイトを最も活用した計算となる。やはり両サイトの強さは本物に見える。しかし、実際にはかなり退潮傾向にある。
2019年卒の数字と突き合わせてみよう。マイナビとリクナビの2社の合計は、文系で79%、理系でも78%と8割近い。2020年卒学生よりも10ポイント以上高い。
2019年卒と2020年卒を比較すると、文系ではマイナビは46%から38%、リクナビは33%から27%、理系ではマイナビは41%から29%、リクナビは37%から38%と、理系のリクナビを除き、大きくポイントを落としている。
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