ベンツ初の電気自動車「EQC」何がすごいのか その走り心地は意外と「ナチュラル」だった

拡大
縮小
ヘッドランプと一体化したグリルは新しいが、保守的な好みの顧客向けに写真の横バー入りタイプも用意(写真:LEON編集部)
欧州で富裕層がいよいよ注目し始めたとも言われる、ラグジュアリーEV(電気自動車)。中でも注目の今年7月に日本で発表された「メルセデス・ベンツEQC 400 4MATIC」に試乗した。

メルセデス・ベンツ第4のブランド「EQ」 

欧州で富裕層がいよいよ注目し始めたとも聞く、ラグジュアリーEV(電気自動車)。2019年7月に日本でも発表された「メルセデス・ベンツEQC 400 4MATIC」はかなり出来のいいモデルで、いよいよ未来が現実になってきた感がある。

本記事はLEON.JPの提供記事です

「EQ」はメルセデス・ベンツがハイブリッドや代替燃料車に使うブランドネームだ。メルセデス・ベンツ、メルセデスAMG、メルセデス・マイバッハに続く、第4のブランドとなる。

中でも今回のEQC400 4MATIC(以下EQCと略)はピュアEVのメルセデス車としては日本初だ。今後、EQSとかEQEなどが出てくる可能性が高い(実際、EQSはかなり動きが慌ただしい)。

ピュアEVとしての“けれん味”はなくまっとうなスタイリング(写真:LEON編集部)

EQCの特徴の1つが、スタイリングである。シルエットは、ステーションワゴンとSUVが合体したような、クロスオーバーというべきもので、奇をてらったところがない。側面から見ていると、SUVのGLCをより洗練させた印象で、アウディやジャガーといったメーカーが手がけるEVモデルと比較すると、かなりおとなしめのスタイリングだ。

次ページフロントマスクは新しい「ブラックパネルグリル」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT