始め時が分からない「終活」超基本の3ステップ 終活の目的は「自分を見つめ直す」ことだ

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「終活」について、考えたことはありますか? (写真:EKAKI/PIXTA)
「終活」は、「いつかやること」と、なんとなく考えている人が多いようです。これから先の暮らしをよりよく生きるために自分らしく生きていくとは何か、考えてみませんか。今回は、終活カウンセラー協会代表理事の武藤頼胡さんに、終活を始める時期や具体的なスケジュールについて教えていただきました。

過去と現在の見つめ直しが終活の第一歩です!
●当てはまる項目にチェックしましょう

終活はどう進めたらいいか

上のチェック項目で当てはまるものはいくつあるでしょうか? 実は、上の項目はすべて“終活でやっておきたいこと”です。

ここでは、終活をどう進めたらよいか、武藤さんに伺いました。

「終活の目的は、過去や現在の自分を見つめ直し、よりよい生き方につなげていくこと。そのために三つのステップがあります」

当記事は「毎日が発見ネット」(運営:毎日が発見)の提供記事です

最初に行うのは、過去を振り返ること。

縁のある町や場所を思い出す、“ありがとう”を伝えたい人をリストアップするといった作業は、その第一歩。細かく記す必要はありません。エンディングノートにメモするだけでもいいでしょう。過去の自分を知ることは、自分と向き合うきっかけになります。

次に行うのは“現在”を見つめ直すこと。「健康状態の把握は、命を考えることでもあります。自分に何かあったときどんな治療を受けたいか、介護が必要になったらどんな制度が利用できるのか? ぼんやりとでもいいので、自分の考えを書き出してみましょう。書いておくことで、万が一のとき、家族や周囲の人の迷いは少なくなるはずです」。

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