大幅下落の日経平均、今後はどうなる?

今起きているのは「空中戦」―杉村富生氏が読む相場

大発会の時は下げたと言っても日経平均は1万6000円台だった。1万4000円前後まで下落すると予想した個人投資家は少ない(撮影:尾形文繁)

 2月14日の日経平均株価は前日比で221円71銭安と大幅に続落。終値は1万4313円03銭となった。当面の株式市場をどう見たらいいのか。経済評論家の杉村富生氏に話を聞いた。

――日経平均は、2月5日の安値1万3995円を底にいったん反発。12日には1万4874円をつけましたが、1万5000円を回復することはできませんでした。

現在の日経平均は、テクニカル面で見ると、5日の安値を1番底として、2番底を形成する動きだと見ています。ただ、場合によっては1万3995円を割り込むことも、ないとはいえません。

――目先は、市場で中国の理財商品の債務不履行(デフォルト)リスクなどが懸念されています。

株価下落の主な原因は、欧州系を中心とした外資系証券の売りによるものだと見ています。彼らは中国に関しては、「成長率の鈍化懸念が出てきた」「シャドーバンキングシステムの崩壊懸念」などのリスクを指摘しています。しかし、それは基本的には、「株式を売って利益を得る」ための材料にしているに過ぎないとみています。

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