映画「永遠の門」が迫るゴッホの創作プロセス

単純な伝記映画でなくゴッホ視点に立つ内容

11月8日より公開の映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』は、フィンセント・ファン・ゴッホを主人公に据えた作品だ(東洋経済オンライン読者向け試写会への応募はこちら) ©Walk Home Productions LLC 2018

美術史上最も重要かつ人気の高い画家の1人、フィンセント・ファン・ゴッホ。37歳という短い生涯において、彼が画家として活動したのはわずか10年。しかし、黄色を基調とした独特な色使いや、絵の具を勢いよく塗り重ねる力強いタッチから生まれるゴッホの絵画は、現代もなお、多くの人を魅了してやまない。

10月29日(火)に独占試写会を開催します(上記バナーをクリックすると応募画面にジャンプします)

そして不器用なまでに芸術と向き合ってきたゴッホがたどった波瀾万丈の人生もまた、多くの人を惹きつけるところだ。「生前に売れた絵はたった1枚で(諸説あり)、その評価は死後に高まった」「画商として働いていた弟のテオが兄の才能を信じ、献身的にサポートをした」「南仏のアルルで画家のゴーギャンと共同生活を送るが、耳を切り落とす事件を起こしてしまった」など、ゴッホをめぐる伝説的なエピソードの数々が、ゴッホを孤高の存在へと押し上げてきた。

それだけにこれまでにも数々のゴッホに関する書籍、舞台、映画なども発表されてきた。11月8日より公開予定の映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』もそんなゴッホを題材とした1本となる。

ゴッホがどのようにして絵を描いたかを追体験

だが、本作のメガホンをとったジュリアン・シュナーベル監督は、もともと「ゴッホの映画はこれまでも多く作られていたから、もう必要ないだろう」と思っていたという。だが、“ゴッホについての伝記映画”ではなく、“アートを作るプロセスを追体験する映画”ならどうだろう、と思うようになった。

次ページ監督自身も画家として活躍
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 中学受験のリアル
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
部品3社が日立の傘下に<br>始まったホンダ系列大再編

ホンダと日立製作所が傘下自動車部品メーカーの経営統合を発表した。日立オートモティブシステムズがホンダ系のケーヒン、ショーワ、日信工業を吸収し、国内3位に躍り出る。世界のメガサプライヤーに対抗できるか。再編新時代が始まった。