薄毛なのに堂々とできる人の「髪型」を作るコツ 同じ悩みを持つ美容師が伝授、セットの基本

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パウダーワックスを使用したスタイリング方法を説明したいところだが、一般的なハードタイプの固形ワックスでのスタイリングを紹介しよう。

スタイリングの極意

◇ワックスとスプレーで整える。

①中指の第1関節分くらいのワックスを指で取る 
②両手のひらと指にワックスをなじませる 
③髪の量が多い後頭部の根元からしっかり揉み込む 
④サイドは耳回りを押さえながら顔に向かってタイトにしていく。手を後ろから前にジグザグに動かしながら揉み込むといい 
⑤頭頂部は髪の先端を「握って離す」を繰り返し高さを出す。ドライヤーで根元が立ち上がっているので、そこには触らないこと 
⑥前髪には指先に残ったワックスで十分。毛先をつまみながら毛束を作り左右どちらかに流す
⑦頭から20cmくらい離してスプレーを頭に2周する感じでスプレーをかける。しっかりキープしたい場合は、一度乾いてから繰り返すといい。髪の近くからスプレーをかけると、キラキラと光ってしまい仕上がりが不自然になる 
⑧最後に、もう少しボリュームが欲しいと感じるところにはコームを使う。スプレーをかけて乾く前に、ボリュームが欲しいところにコームの柄を先端から滑り込ませる。そのままそっとすくい上げて、2~3秒キープし、コームを抜く。これでボリュームが出る

いかがだろうか。ぜひ、試していただきたい。そして、周りをよくよく見渡してみてほしい。実は薄毛で悩んでいる男性は思っている以上に多い。薄毛は進行性であること、人に相談しづらいことが、心を苦しめる原因になる。だが日常のヘアスタイリングで解決できるならハードルは低い。本来の自分を取り戻すよいきっかけになるはずだ。

宮本 洋平 薄毛専門ヘアサロンINTI代表

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みやもと ようへい / Yohei Miyamoto

1977年、兵庫県生まれ。「ヘアデザインで人生を変える」をコンセプトに、薄毛をカバーするヘアスタイルやテクニックを、個々のライフスタイル合わせて提案をしている。髪を切るだけで薄毛へのコンプレックスを大幅に軽減できることから、都内だけでなく遠方や海外から足繁く通う顧客も多い。芸能人や著名人も顧客に多く、サロンワークのほかにヘアメイクアップアーティストとしてさまざまなTVやCMで活躍中。現在は、渋谷、新宿、東京、大阪、福岡の5カ所にサロンを展開している。毎月1700名は下らない顧客がサロンを訪れている。

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