死を招く「キラーストレス」あなたの危険度

度数チェック&対処法は?

なかなかストレスが発散できない人もいるだろう。深呼吸も、瞑想もツボ押しも挑戦できない人は、日常生活のこんな心がけはどうだろう。「血管」を強くする食事と運動と睡眠だ。心臓や血管、血圧など循環器系のエキスパートである池谷医院院長の池谷敏郎さんに話を聞いた。

「キラーストレスの予防は、何より、しなやかで強い血管を作ること。血管力を低下させる高血圧・高血糖・高コレステロールの3大要素をコントロールするのです」。なかでも、気をつけたいのが「食後高血糖(血糖値スパイク)」だという。健康診断時の血糖値は正常の範囲内でも、食後に急激に血糖値が上がる人のことを言う。

ゾンビ体操をする池谷院長(左 撮影/本誌・大崎百紀)と本誌デスク(撮影/写真部・小黒冴夏)

「予防するには、オメガ3脂肪酸を含んだ良質のオイルを積極的に取り、水溶性の食物繊維や質のよいたんぱく質を取る。適度な睡眠と、無理のない運動をする。『ゾンビ体操』がいいですよ(注2)。

下半身はその場でジョギングか足踏み。上半身は両手を下にだらっと垂らし肩を大げさに振ります。1分間走って30秒ウォーキング。これを3回繰り返します。毎食20~30分後に行えば食後の血糖値の上昇を抑えられます。トイレに行くときにゾンビ体操するのもいいですよ」(池谷さん)

大事な人の顔を思い浮かべるのも効果がある

池谷さんは付け加える。

「なるべくストレスをためずに、嫌なことがあってもすぐに流すことです。海に向かってバカヤローなんて叫ぶくらいの感じで生きるのがいいんです」

自分を軸に考えられない。そういう人は、自分の大事な人の顔を思い浮かべるといいだろう。

前出の貝谷さんはこう話す。

「何より、夫婦や大切な人と、互いに庇(かば)い合って生きることです。大事な人がそばにいる人というのは、強いのです」

(本誌・大崎百紀)

(注1)「湧泉」のツボは足裏の真ん中、土踏まずの少し上、足の指を曲げたときにくぼむところ。「失眠」のツボはかかと中央。
(注2)「ゾンビ体操」とは、両手を下にだらっと下ろして大げさに肩を振りながら足踏みをする体操。YouTubeの「池谷敏郎Official Channel」で詳しいやり方が紹介されている。
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 御社のオタクを紹介してください
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 令和を生きる若者のための問題解決法講座
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大赤字のソフトバンクグループ<br>それでも強気を貫く根拠

収益に大きな貢献を続けてきたファンド事業がグループの決算に大穴を開けた。事態急変でも孫社長は「反省はするが萎縮はしない」。強気の理由は何か。いずれにせよ焦点は上場申請を取り下げた米ウィーの再建だが、長丁場になりそうだ。