5位のソニーに解説は不要だろう。いつの時代でも憧れの企業だ。文系4ポイントに対し、理系31ポイントと理系比率がとても高い。
商社は人気業種のひとつであり、かつては財閥系の人気が高かったが、この数年は伊藤忠商事が独走しており、採用ホームページ人気でも6位に入っている。
コンサル会社の人気は高いが、この数年は外資系コンサルが優位。なかでもアクセンチュアへの評価が高く、今回調査では8位である。コンサルファームは一般的に理系でも人気が高いが、今回のスコアでは文系24ポイント、理系7ポイントと文系比率が高い。
広告代理店では電通が9位、博報堂が15位だ。電通は、かつて1位の常連だったことを考えると、 新入社員の自殺事件の影響をまだ完全には吹っ切れていないように見える。
それは、ポイント内訳にも表れている。総合スコアでは電通が上位だが、文系では電通の23ポイントに対して、博報堂は24ポイントと、博報堂のスコアがわずかに高い。
旭化成は理系ランキングでは2位
10位から20位を列挙しておこう。10位オリエンタルランド、11位旭化成、12位には同ポイントで楽天、NTTデータ、花王が並び、15位博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、16位に凸版印刷とトヨタ自動車、18位には東海旅客鉄道(JR東海)、東日本旅客鉄道(JR東日本)のJR系2社とパナソニックが並ぶ。
いずれも人気企業ランキングの上位企業だが、特色があるのは11位の旭化成だ。文系は1ポイントと少ないが理系は27ポイントもある。今回の調査ではソニー(理系31ポイント)に次ぐ2位である。
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