サウジ、エネルギー相交代でも政策に変更なし 今後の原油価格に本当に影響はないのか
[東京 9日 ロイター] - 原油先物価格は上昇している。エネルギー相が交代したサウジアラビアで、政府当局者が石油や石油輸出国機構(OPEC)に関する政策に変更はない、と述べたことが相場を支援している。
サウジは、ファリハ・エネルギー相の後任にアブドゥルアジズ・ビン・サルマン王子を起用した。国営サウジ通信(SPA)が8日、国王令を引用する形で報じた。
原油先物は4営業日連続の上げとなる見通し。アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー相が、OPECとその同盟国は原油市場の均衡維持に取り組んでいると表明したことも相場を下支えしている。
0106GMT(日本時間午前10時6分)時点でブレント先物<LCOc1>は0.07ドル高の1バレル=61.61ドル。米WTIは0.20ドル(0.3%)高の56.72ドル。
サウジ当局者は8日「サウジの石油やOPECに関する政策に変更はない。アブドゥルアジズ王子はOPECとOPEC非加盟国の協力関係強化に努める」と述べた。
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