頭の回転が速い人とそうでない人の圧倒的な差 アウトプット能力まで高める記憶力UP法とは

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また共通点で分類すると、それぞれのグループに見出しがつきます。例えば「人間、ゴリラ、チンパンジー、オランウータン」で構成されたグループに「類人猿」と見出しをつけるようなイメージです。この見出しがタグの役割をしてくれて、記憶したものを思い出すときに役立つのです。

1つの入れ物に何から何まで一緒に放り込んでいるだけだとなかなか目当てのものは引っ張り出せません。でもきちんと項目ごとに分類していれば、すぐに見つけ出せます。これと同じく、頭に入れるときに分類しておけば、時間をかけなくてもすぐに思い出せるということです。

実力チェック!

ではここで分類センサーの実力チェックをしてみましょう。

「A」 のグループにあって、「B」のグループにないものは何でしょうか?

共通点を発見できましたか。答えは、「ひげ」です。見つけられなかった人には、情報の分類が苦手という方がいらっしゃるかもしれません。

ポイントは「ない」ものと比較する前に「ある」ものだけに注目して、共通点を探し出すことです。共通点を探し出す意識があると、覚えるものがたくさんあったとしても情報量を圧縮できます。覚える量が少なくなるので、当然、記憶もしやすくなるというわけです。

分類センサーが働くと、アイデア出しや文章作成などのアウトプット能力までもが飛躍的に向上します。では分類センサーを身に付けるドリルをご紹介します。

5つの言葉のうち4つに共通することと仲間外れの言葉を探してください。

 

答えは……

□共通点:球技、仲間外れ:フェンシング
□共通点:燃えるもの、仲間外れ:海水
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