フォートレスが提示した4000円という水準は、直近の株価を大幅に上回る。HISがTOBを公表するまで2000円前後で推移していた株価は、HISがTOBを公表した後、TOB価格の3100円を上回る水準で推移していた。
この間、株を買い集めていたのが、大手アクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントだ。同社は直近でユニゾ株を9.9%保有する大株主に浮上している。
ユニゾとHISの「浅からぬ縁」
注目が集まるのは今後のHISの対応だが、今のところ「ユニゾの発表した内容を精査する。対応が決まったら公表する」(会社側)とするのみだ。
そもそもHISにとって、ユニゾ買収にメリットがあったのだろうか。ユニゾ側の質問に対してHISが示した回答やユニゾの反対表明をみる限り、都市部でビジネスホテルのような宿泊特化型ホテルを展開するユニゾと、リゾートホテル主体のHISのホテルでは相乗効果が乏しい。
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