ポスト戦後社会 シリーズ日本近現代史9 吉見俊哉著

拡大
縮小
ポスト戦後社会 シリーズ日本近現代史9 吉見俊哉著

『幕末・維新』から始まった「シリーズ日本近現代史」もいよいよ9巻を迎えた。1960年代半ばから現代までの「ポスト戦後社会」を、社会・文化・メディア研究で知られる著者がたどった。

戦後がいつ終わったのかにはさまざまな定義ができようが、本書では高度経済成長の終焉、具体的には連合赤軍による「あさま山荘事件」から書き起こされている。イデオロギーの時代が終わり、80年代に経済的なピークを迎えたこの国はその後、バブル経済の崩壊、阪神・淡路大震災とオウム事件を経て、未曾有のグローバリゼーションにさらされた。少子高齢化や経済的格差が拡大する中、「日本」という歴史的主体が崩壊する様が浮き彫りになる。

岩波新書 819円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT