ポスト戦後社会 シリーズ日本近現代史9 吉見俊哉著

ポスト戦後社会 シリーズ日本近現代史9 吉見俊哉著

『幕末・維新』から始まった「シリーズ日本近現代史」もいよいよ9巻を迎えた。1960年代半ばから現代までの「ポスト戦後社会」を、社会・文化・メディア研究で知られる著者がたどった。

戦後がいつ終わったのかにはさまざまな定義ができようが、本書では高度経済成長の終焉、具体的には連合赤軍による「あさま山荘事件」から書き起こされている。イデオロギーの時代が終わり、80年代に経済的なピークを迎えたこの国はその後、バブル経済の崩壊、阪神・淡路大震災とオウム事件を経て、未曾有のグローバリゼーションにさらされた。少子高齢化や経済的格差が拡大する中、「日本」という歴史的主体が崩壊する様が浮き彫りになる。

岩波新書 819円

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集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。