「本当に就職に強い大学」ランキングトップ150

最新!19年卒業生の実就職率、1位は金沢工大

150位以内に入らなかった大学は、東北大学(実就職率84.6%)、北海道大学(同82.0%)、九州大学(79.0%)、京都大学(78.5%)がある。東京大学は現時点で公表されていない。こうしてみると、入試の難易度に実就職率が見合わない大学が多い。

研究者や起業、国家試験受験準備など、学生の進路が多様化しているのが背景にあり、難関大らしさとさえ言えそうだ。こうした傾向は私立大も同じで、早慶上智の内、慶應義塾大学が144位に入ったが、早稲田大学は実就職率83.9%、上智大学は同84.7%で共にランク外だった。

MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)で最上位は53位の青山学院大学で、昨年の100位から61位に大きく順位を上げた明治大学が続く。この2校の後には、87位法政大学、93位中央大学、125位立教大学が続く。前年と比べると、明治大学が前年比2.6ポイントアップ、立教大学が同1.7ポイントアップと伸びが顕著。ほかの3校は前年並みとなっている。

実就職率が頭打ちの学校も出始めている

関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)では、51位の関西学院大学が最上位で、92位の関西大学、109位の立命館大学、126位の同志社大学が続く。このグループの大半が前年並みの値だったが、同志社大学は1.4ポイントアップとなっている。

日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)の実就職率は、96位東洋大学を筆頭に、99位専修大学、111位日本大学、131位駒澤大学という順位となった。前年と同順位の専修大学以外は、前年の実就職率を下回り、順位も下がっている。

対照的に、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)は、実就職率がアップし、順位を大幅に上げている大学が多い。このグループでトップの34位甲南大学は、実就職率が1.5ポイント上がり、前年の54位から大幅にランクアップした。

高い順に見ていくと、41位近畿大学は、実就職率0.9ポイントアップで前年の53位から順位を上げた。72位龍谷大学は1.0ポイントアップで、前年の86位から順位を上げている。73位京都産業大学も前年をより順位を1つ上げた。

有名大の中でも実就職率が上がる大学と現状維持の大学がある。ランキング全体を見ると、前年の実就職率を下回ったのは、比較可能な143大学中、49校で34%に上る。大学生の売り手市場は続くと見られるが、実就職率の平均値が90%に近づきつつある中、今後、実就職率が伸び悩む大学がさらに増えるかもしれない。

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