人生を6つの座標軸で考える 

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世界で積極的に発言を

普通に日本で仕事をしていると、日本人、アジア人、地球人という枠組みでものを考える機会は少ないです。

   確かにそうかもしれませんね。地球人という発想はダボス会議に出ると意識すると思います。あそこには地球を動かす影響力を持つ人が集まっていますから。

 33~34歳でYEO(青年起業家機構)アジア代表を経験された経験も書かれています。

『新装版 人生の座標軸』 好評発売中

この体験は自分にとって衝撃でした。アジア全地域、東南アジアやパキスタンまで回り、その後の人脈につながりました。世界を動かす疑似体験ができたと言えます。
 英語でコミュニケーションしたりプレゼンしたりする経験も積めましたし、今より反日感情が強い時代に韓国の人とも親しくつきあった。台湾ではすごくお酒を飲まされて、それがきっかけで親しくもなりました。

今、世界を見ると、アジアの中でも中国やインドの存在感が増していて、日本だけが存在感が薄い。僕のアジアでの経験を読んだ方々に、ぜひ、世界で積極的に発言してほしいなと思います。

 この本をどんな方に読んでもらいたいですか?

 年齢、性別、ポジション問わず、人生を前向きに進んで行こうと思う人に読んでもらいたいです。また、バランスの取れた生き方をしたいと考える方に読んでいただきたいですね。

堀 義人 グロービス経営大学院学長

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ほり よしと / Yoshito Hori

グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー。京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur's Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、世界の成長企業(GCC)の共同議長、アメリカハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)、アメリカウィルソンセンターのグローバルアドバイザリーカウンシル等を歴任。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設し、現在一般社団法人G1の代表理事を務め、日本のビジョンである「100の行動」を執筆する。2011年3月大震災後には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げ、現在一般財団法人KIBOWの代表理事を務め、KIBOW社会投資ファンドを組成し運営している。2016年に水戸ど真ん中再生プロジェクトを始動。2016年4月からは茨城ロボッツの取締役兼オーナーとなる。他には、公益財団法人日本棋院理事、いばらき大使、水戸大使等歴任。5男の父親で、水泳のジャパン・マスターズに毎年出場している。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『新装版 人生の座標軸 「起業家」の成功方程式』(東洋経済新報社)、『日本を動かす 100の行動』(共著、PHP研究所)等がある。

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