自律神経を整える正しい呼吸法は意外と難しい ほとんどの人は正しく「深呼吸」できていない

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【腹式呼吸のやり方】
① 背筋を伸ばして胸を軽く開き、鼻からゆっくりと息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出すイメージで、おへそがへこむまで吐き切ります。
② へこませたお腹を緩め、鼻から息を吸っていきます。少しずつお腹に空気を送り込むように、数秒かけてゆっくり吸います。お腹がだんだんと膨らんでいくことを確認しましょう。
③ ゆっくりと息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出すイメージで行いましょう。

これを10回ほど繰り返します。

慣れてきたら「ウサギのポーズ」「胸開き」も

これだけです。とってもシンプル、かつ即効性がありお勧めです。寝る前にベッドの上で行ってみましょう。

慣れてきたら、『寝る前「1分の仕込み」で睡眠は劇的に改善する』でもご紹介している睡眠の質を高めるポーズ・「ウサギのポーズ」「胸開き」を寝る際にもやってみてください。体へのアプローチに呼吸へのアプローチが加わり、リラックス度合いが深まります。

ここで腹式呼吸をするうえでの注意点をお話しします。呼吸は、基本的に一定を目指しましょう。というのも、数多くのエグゼクティブを指導してきて思うのが、「呼吸が荒い」方が多いのです。

下図を見てください。呼吸というのは波です。図のように、「吸う」と「吐く」が繰り返されていくのをイメージしてください。

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