伊東純也が説く「速く走れるたった3つのコツ」

家の中でできる超簡単な練習メニューを紹介

3. スタートは前に倒れていく勢いで

ももと腕の動かし方を学んだ次は、スタートについて。速く走るためにはスタートが肝心です。スタートをうまく切れるかどうかで、結果はかなり左右されます。

このスタートの感覚を身につけるメニューが「おやじドーン」。まず子どもの前に立ちます。お子さんは前に立っている人に向かってスーっと頭から倒れていって、その勢いで足を出し、相手を押していきます。

このメニューをやることで、正しい前傾姿勢から「ドン!」と飛び出していく感覚が身につけられます。

これで速く走るために必要なポイントがマスターできました。「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが、これで十分です。足の遅い子ほど、短期間で効果が出るでしょう。

しかもどれも家の中でできるメニューなので、夜遅くても、雨が降っていても大丈夫。日常生活の中で、気軽にやってみてください。

「やればできる」経験を積む

僕はこれまで、サッカーがうまくなりたい、負けたくないという気持ちだけで、がむしゃらに走ってきました。それでも1つだけ、確信をもって伝えられることがあります。

それは「速く走れると、絶対にいいことがある」ということです。なによりも足の速さを最大限に生かしたプレーで、日本代表まで駆け上がり、海外でプレーする機会も得られた僕のキャリアが、そのことを物語っています。

『子どもの足がどんどん速くなる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

満員のスタジアムで大歓声を浴びながら、大好きなサッカーができる。ゴールを決めて、サポーターやチームメイトのみんなと喜びを分かち合う。それはすべて、足が速いおかげなのです。

足が速くなると、夢への扉が開かれます。それはスポーツに限ったことではありません。「苦手だったかけっこが速くなった」「これまでよりも速く走れた」。

かけっこを通じて壁を乗り越え、「やればできる」を体験したお子さんは、スポーツにも、勉強にも、人間関係にも、積極的に取り組むことができるようになるかもしれません。

ぜひ休日や帰宅後のちょっとした時間に一緒に練習して、「やればできる」経験をお子さんにさせてあげてください。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 「若き老害」常見陽平が行く サラリーマン今さら解体新書
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
小野薬品vs.本庶京大教授<br>大型新薬めぐり深まる溝

本庶佑教授と小野薬品工業がタッグを組んで生み出したがん免疫治療薬「オプジーボ」。ところが、本庶氏が特許の正当な対価として150億円の支払いを求め、小野薬品工業を提訴する方針を固めた。両者の関係はなぜこじれてしまったのか。

  • 新刊
  • ランキング