「やることが多すぎる上司」が結局ダメなワケ 「心配すぎて任せられない」ではダメ

やることが多すぎる問題
部下の話を聞く時間が持てないのは、能力の問題ではありません。そもそも、リーダーのやることが増えているからです。実際、「上場企業の課長に関する実態調査(2017年11月実施/産業能率大学調べ)」でも、約6割のリーダーが、3年前と比べて業務量が増えていると回答しています。
プレイヤーをしながらマネジメントをしているなら、なおさらです。自分の業務が忙しいために、マネジメントがおろそかになっていると考えているリーダーも、同じく約6割にものぼるというのです。あなただけではないのです。
私も研修の講師という職業柄、そのことを実感しています。研修の休憩時間に入った瞬間に、PCを開きメール対応に追われる方も多いですし、研修中も、メールが気になってスマホに手が伸びてしまう方もいらっしゃいます。ご本人も、こうおっしゃいます。「なぜ、そうなっているのかわからないけど、いつも何かに急かされている」と。本当にそうなのだろうと思います。
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