堀江貴文「自分はデキると信じて動くべき理由」 迷わず「やってみる」人こそがエリートだ
僕は学生時代はゴルフなんて全然、興味がなかった。けれど起業して、知人に誘われたのをきっかけに始めたら、すごく楽しくなった。今では海外旅行などの出先でいいコースがあれば、時間を捻出してコースを回る。
『人狼ゲーム』など、人から教えられたのをきっかけにハマり、ビジネスに転換したものも少なくない。
僕が普通の人より、面白いものに囲まれているのは、生来の好奇心も関係していると思うが、人よりたくさん「やってみた」からだ。
やりたいことが現れれば、後回ししない。やれるとき、その瞬間に乗っかって、やってしまうのが大事だ。
できると思った順にチャレンジする。できそうかな……?などと躊躇していたらダメだ。できる!と確信して、やってしまおう。根拠はいらない。
できる理由だけを考えて、走りだそう
あり金をどんどん使って、「やりたいことをやる」体験を重ねることが重要だ。そして自分の経験値とブランド価値を高めてゆくことでこそ、人生は開けるものなのだ。
僕は今、多くのビジネスを好調に展開している。宇宙事業はJAXAとの協業が進み、WAGYUMAFIAは世界への進出計画が拡大中だ。
ロケットと和牛、どちらのビジネスも始めた頃は、自分にできるかな……とは、少しも不安に思わなかった。やる!という気持ちでしか、動かなかった。
周りからは、ホリエモンにできるわけないと批判されまくった。しかし「え、やれますけど?」という当たり前の気持ちで、突き進み続けた結果、現在のフェーズにまで到達できた。5月4日に観測ロケット「MOMO」の打ち上げに成功したのは、周知のとおりだ。
人の目を気にしたり、可能かどうか迷ったり、将来性を考えたりするのは、時間の無駄だ。
すべての物事を、できるを前提に、できる理由だけを考えて、走りだそう。どうせ無理と思わず、「俺はできる!」と確信して、動こう。うまくいく方法は、動いているうちに見つかる。
これだけ言っても、実際に動きだす人は1%もいない。僕の著書はたくさん売れているが、10万部売れても、書いてあるとおりに何かにチャレンジした人が1000人いるとは聞いていない。
「やってみる」人はある意味、東大合格者以上の、狭き門をくぐったエリートだ。
胸を張って、挑戦し続けよう。
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